なるべく住みやす家を作りたいなぁ

自分なりに高断熱高気密で高性能で住みやすい家を建てるための記録ブログです。

壁内結露について、室内側

今まで、壁内結露の外壁側について書いてきましたが、

室内側についてです。

当然、室内側の結露対策も必要です。

最近の住宅の一般的な対策は、石膏ボードなどの室内の壁の内側に防湿シートをはります。気密も兼ねているので、C値もよくなります。

 

f:id:tanaup:20170930005046g:plainf:id:tanaup:20170930005159j:plain

 

一般的にグラスウールや吹き付け断熱材が充填された室内側に防湿気密シートで覆い、

石膏ボード、クロスとなります。

この時気をつけないといけないところは、コンセントやスイッチなどです。

普通、コンセントなどを取り付ける、コンセントBOXは隙間だらけです。

ここを塞がないと、気密が取れず、湿気も侵入します。

冬にスイッチから隙間風が出てきて寒いなんてことになりかねません。

そこで、気密コンセントBOXを使い、防湿シートとテープと隙間が無いようにします。

f:id:tanaup:20170930010138g:plainf:id:tanaup:20170930010818j:plain

こんな感じですね。

他に、クロスについて、ビニールクロスにしているとそこで、ほとんどの湿気は

遮断されます。ビニールクロスの利点の一つです。

機能性壁紙にするとその性能によっては、逆に壁内に湿気を呼び込むことになるので、使いどころに注意しましょう。

例を挙げると透湿機能が付いた壁紙を調湿機能がない、ボードの上につかったり、

珪藻土などが薄く付いた壁紙を湿度の高い脱衣所などに使ったりです。

 

ただ、我が家では石膏ボードの下には防湿気密シートは施工されません。

一般的ではないということですね。

どういうことか、またの機会に書こうと思います。

 

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ  にほんブログ村 住まいブログへ 

にほんブログ村

スポンサーリンク
コピーした広告コード