畳について、続きです。
1.形 は昔ながらの長方形か最近流行りの半畳の畳です。
正方形に近く、琉球畳などで有名かな。
2.畳表の材質 昔ながらのイ草と琉球畳に使う七島藺(しちとうい)和紙で編んだものや樹脂製のもの、セキスイの美草とか CM流してますね。
ペットやお子さんが小さくて汚したり、傷め易い場合は樹脂製がいいと思います。
色もきれいですしね。イ草の香りが好きなので個人的にはイ草を使いたいです。
3.織り方ですが、実は、最近流行りの琉球畳はほとんど、琉球畳風であって、 琉球畳ではないことが多いです。別に悪いことではなく、本来、琉球畳は七島藺(しちとうい)を使って縁無しで半畳を組み合わせる畳を琉球畳というので、七島藺を使ってないと琉球畳風になるということです。
これは、材料はイ草を使いますが、目積表という織り方をして縁なしにすると
琉球畳風になります。畳の目の向きにより光の反射の仕方が違うので交互に並べると
市松模様に見え、モダンな感じになって最近流行りです。
その他、龍髭表(りゅうびんおもて)という織り方があり、これは、床の間に使われる
特殊な織り方です。
4.畳床の材質 藁床が普通で字のごとく、わらを使っています。湿気に弱く
定期的に畳を上げ風を通したりして、乾燥しないと、カビやダニの温床になるので
メンテが面倒ですね。
建材床 最近のMH多いと思います。藁の代わりにボード等の建材を使った畳床です。
様々な種類や組み合わせのボードを使っているので多種多用です。
その他 お茶殻を入れたり、備長炭をいれたり、して調湿や抗菌、防虫効果を高めた
畳床があります。
最近、気になっているのが、ヒノキ床です。ヒノキのチップを使った畳床で
なかなか良さそうなんですが、値段が高い。
ヒノキの香りがして、調湿、防虫効果もあるみたいなんで、自分好みです。
イ草の畳表で目積表織り、ヒノキ床で市松敷きが理想です。
まぁ、値段が高くて無理ぽいけど。